はい、今日もここ九州の片田舎から無駄な話をします。私は救いようのないサビれた田舎で働いているママです。毎日どう働けばいいのか、どう子どもを育てればいいのか、悩みながら進んでいます。そんなときに田端信太郎が新しい本を出したというので早速読みました。
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田端信太郎の「これからの会社員の教科書」を読んだ感想
田端信太郎の「これからの会社員の教科書」は1~2時間もあれば読むことが出来ます。なんだ、軽い本だな、と侮ることなかれ。
その1~2時間が大きな自信を与えてくれました。読んで良かった。子育ても仕事も中途半端。これでよいのかな、と悩む日々に元気をくれました。
なぜビジネスマン向けの田端信太郎の本が、ワーママに響くのか。その理由は次の通りです。
- 当たり前の事がかかれている
- 子ども達にも教えられる事がある
- 一流リーマンも基本は人だと気付かされる
田端信太郎は、リクルート、ライブドア、LINE、ZOZOタウン、と誰もが知っている会社で活躍してきた人です。学歴も職歴も眩し過ぎてまともに見る事が出来ません。そう、雲の上のような人です。
そんな田端信太郎が「え?当たり前じゃん!」と思う内容を本で書いているのです。毎日働いてる中でやっている事もあります。
田端信太郎の「これからの会社員の教科書」の「え?それ当たり前じゃん。ベスト5」
田端信太郎の「これからの会社員の教科書」に書いている「当たり前じゃね?それさ」と思う事をを挙げます。
超・超・超一流リーマンと少し重なる所を本の中に見つけ自信につながります。
当たり前~。当たり前~。当たり前体操。です。休む時は今自分がしている仕事がどういう状況にあるのか、それは今日しなければならない事なら、電話・メールで方法を伝えるなりなんなりやり方はいつまでもあります。休む時は今どういう状況になっているのか連絡して休むなんて当たり前体操です。
はぁぁ。当たり前過ぎて涙が出て来ます。恋愛の駆け引きじゃないんですから。お仕事のメールには、返信に対応策や提案が書けなくても、「了解しました。後ほど連絡します。」の一言を書いて、返信するのは当たり前です。
笑いました。これは本当に面白い話です。この話はお客様先でお茶を出された時の話です。その時に気を許すな、油断は禁物、という話をしています。
それから、お茶を持って来てくれる人に横柄な態度をとったり、見下すような仕草をする人はダメだ、という話もしています。なぜダメだというと、お茶を持ってきた人が「あの人感じ悪いですね。」と会社内で噂されたとなると、商談は水の泡・・・・。
どんなときにも、どんな相手にも丁寧に接し、油断しちゃいけないって話です。ビジネスですからね。当たり前ですね。
これは本当に当たり前、というか納得です。よく「自由な服装でいいんでしょ!」と言ってTシャツだの短パンだの履いてくる人がいます。会社のほうも最近の流行にのってか(?)建前では服装自由を言って社則に掲げている所もあります。
しかしやはり会社にはいろんな人がいて、「そんな恰好で会社来ちゃまずいんじゃないの」「あんな格好よく出来るわね・・・」と思っている人も少なからずいます。
「たかが服装くらいで損するのはもったいない」と田端氏は本で書いてあります。私も同感です。適当な場面では無難なスーツがやっぱり良いのです。そして普通の日でも清潔感のあるシャツのほうが良いです。たかが服装くらいで印象が悪くなってしまうのは、「もったいない」のです。意外に会社はカタい所なのですよね。
同じような内容で、敬語についても使えないよりは使えたほうが「お得」という話も書いてあります。
これは目の覚めるような一文でした。
田端氏は部下に対しても、掃除のおばちゃんにもナメた態度をとらないようにしているそうです。
幼稚園児でも出来る事が大人が出来ていないことが多い、と書いています。それは倫理的な事を言っているのではありません。人材の流動性が高くなっていつ立場がひっくり返るからわからないからだ、と書いています。目から鱗の考え方です。
年下から教えてもらう事だってあるし、転職すると以前部下だった子がお客様になることもある。そのときに「あいつ感じ悪いからな。」と思われていたら仕事が出来ません。どんな時も感じのいい人である事がお仕事しやすくなる、と田端氏は書いています。
私のようなワーママは、いったん会社を退いて再就職したり、家の事情で引っ越したり、異動したり、と職場を変わる事が多いのではないかと思います。本当にいつどうなるかわかりません。年下の人から教えてもらう事もたくさんあるでしょう。
年上だから、仕事内容が◯◯だから、そんな事で上から目線になり、ナメた態度を取るのは今すぐやめた方がよい。はっとさせられる一文でした。
田端信太郎の「これからの会社員の教科書」で元気の出た話
これは響きました。私は今まさにそれ。あぁ、これは誰にでも出来る仕事だな、と思う仕事に携わっています。
ワーママだし、私の能力が低く、それしか与えられないのかな、と心が沈んでしまう事もあります。しかし、田端氏が「誰にでも出来る単純な仕事にこそ上司の期待値を越えてやればいい」と言い放っています。
単純な仕事だな、と仕事内容を嘆く前に、どうすれば相手の期待以上のものが出せるのか、考え抜いてやればいいのだな、と元気が出る一文です。自分に与えられた仕事に文句言う前に、期待以上のものを出す必要があるのです。
同じように「単純作業の積み重ねが『迫力に変わる』」とも書いています。冴えない仕事だな、単純だな、と日々仕事が苦痛でたまらないワーママに読んでもらいたい一文です。
まとめ・世のワーママは自信持っていい
スーパーリーマンと基本は一緒
「これからの会社員の教科書」を読むと、超・超・超スーパーリーマンの田端信太郎が言っている事が「当たり前じゃね?」と思うはずです。そして出来てる!と思う事がたくさん見つける事ができます。
超・超・超スーパーリーマンと基本は同じなんだ、と自信につながります。
子どもにも教えられることも多い
ビジネスの大海原へ泳ぎ出す準備をしている子どもたち。「これからの会社員の教科書」を読むと子どもたちにも、何か教える事が出来ると気付きます。
- 誰にでも挨拶しよう
- どんな人にも丁寧に接しよう
- 博物館や歴史に触れさせよう
- 辛い事があったらサウナだと思って我慢できる所まで入ろう
- 身体の調子が悪くなったらすぐやめよう
とかね。
「これからの社会人の教科書」はワーママとしての仕事の仕方を見直す事も出来るし、子どもにも教えてあげたい事がたくさんある本です。
はぁ?田端?興味ねぇし。と言わずたまには違う分野の人の話も読むと刺激になりますよ!ぜひ!