「この世界の片隅に」のすずさんは最高〜子どもに見せたい戦争アニメ・漫画〜

konosekaino

はい、今日もここ九州世界の片隅から無駄な話をしますよ。

戦後74年を迎え、戦争って何だろうなぁ、みたいな雰囲気の中、あらためてすずさんは最高だな、と思う今日この頃です。

「この世界の片隅に」の内容

https://twitter.com/konosekai_movie/status/1141240538651168768?s=21

内容は?

「この世界の片隅に」は太平洋戦争中の広島県呉市を舞台に、18歳で嫁ぐことになった女性・すずが、新しい環境や暗い時代の波に戸惑いながらも朗らかに生き抜く姿を描いた作品。

※コミックナタリーより引用

いやー、地上波放送前にもう一回見ておきたいです。
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原作はアニメよりも話が濃いです。

40代ワーママ・私の感想

感想
・爆弾で倒れる人、息絶える人はいないけど、じわじわと戦争に巻き込まれる様が恐ろしい

・懸命に生きる人々に心打たれる

・若くして嫁いだ女の子の気持ちの揺れが素敵

「この世界の片隅に」は今までの戦争映画と違って、はっとさせられました。

ごうごうと燃え盛る火で家が焼かれるわけでもなく、空襲で傷ついた人が呻き声をあげながら、道をあるくでもなく、、、。わかりやすい戦争の悲惨さがこの映画では描かれていません。

ただ普通に生活している人の周りで戦争が起こっている。静かにわからない間に戦争が入り込んで来る、入り込んで来た事で起こる悲劇が淡々と描かれていて胸を締め付けられます。

子どもに見せたい戦争アニメ・漫画

「この世界の片隅に」は奥深い戦争アニメです。子どもがこの世界を理解するにはまだ早い!少し難しい

「この世界の片隅に」は子どもにまだ少し理解できないかな?と感じです。

じゃ、子どもに戦争を感じてもらうにはどれ見る?って事でピックアップしました。



戦争を体験した人たちのアニメ・漫画から知ろう!

火垂るの墓

これは野坂昭如先生が自身の経験を元に書いた本を、ジブリがアニメにした名作中の名作です。

子どもにこう語る
戦争ってごはんが食べられなくなって死んでしまう子ども達もいるんだよ

水木しげる伝(上)

ゲゲゲの鬼太郎でお馴染みの水木しげる先生の自伝漫画です。冷めた目で戦争体験を語っているから余計にリアル。上巻では、先生が生まれてから徴兵・戦地に行って帰ってくる話があるから読んで欲しい。

子どもにこう語る
ゲゲゲの鬼太郎を描いた人はね、右手がないの。戦争の爆弾で吹き飛ばされたからなのよ。その時の話が載っているから読むといいよ。

総員玉砕せよ

こちらも水木しげる先生の描いた戦争漫画です。むちゃくちゃな作戦で「玉砕」していく兵士達を描いています。戦争って?って子どもに考えて欲しい。

子どもにこう語る
ゲゲゲの鬼太郎を描いた人の漫画よ。玉砕っていうのは皆死んでくださいね、って事なのよ。兵隊さんどう思っただろうね・・・。

ひねもすのたり日記(1巻)

こちらは「あしたのジョー」を描いたちばてつや先生の自伝漫画です。先生は満州引揚者の一人で満州での生活や、日本に帰るまでが描かれてます。

これ、現在のちば先生の生活と、子どもの頃の思い出との2つを描いていて、読み応えがありますよ。

子どもにこう語る
今の中国にね、日本人が住んでたのよ。戦争が終わったとたん住む場所が無くなって、一生懸命日本に帰って来たんだよ。

はだしのゲン

絶対これ。中沢啓治先生のはだしのゲン。原爆が落とされた後に皮膚が焼けただれてゾンビのように歩く人達の絵に目を覆いたくなります。

そんな光景が現実に起こっていた事を知って欲しい。はだしのゲンが凄いところは戦争が終わっても、不幸が続くんだよ、と描いている所です。戦争はずーっと人々に暗い影を落とす事を丁寧に描いてくれています。

子どもにこう語る
広島には原爆が落ちて、お父さんとお母さんが死んじゃった子ども達だけで生活してたりしたんだよ。
ここで紹介したアニメや漫画は、図書館にも置いてる場合があるから、そこで読むとお得です。ぜひ探して見てください。

まとめ

戦争が終わり、74年が経ちました。戦争って何?どんななの?私も全然わからない。それなら体験した人の話を見たり読んだりするのが一番良い!アニメや漫画で子どもと一緒に戦争について考えたいです。

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九州の田舎に住む40代のワーママです。40代に入り、体とお肌が一番大事とようやく気付き、お化粧品の試し使いにハマり中。 安くていい物が好き。いつも現金がないので、なんとかしなくちゃと思っている。毎週行くところはイオンです。
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